過払いの典型例

サラ金の平均的な利用者であれば、4年もグレーゾーンで返済し続ければ、借金は半額になっているはずです。7年も払い続ければ、既に借金は消滅しているはずなのです。それにもかかわらず、10年以上苦しみ続けているのは、道理に合っていません。多くの借り手が自分の過払いに気付かず、自分自身で地獄を作り上げていたのです。サラ金は、返済の管理をコンピュータで行っています。ですから過払いの事実に気付いていないはずがありません。気付きながらも、そのことを隠し、返済を迫り続けているのです。悪徳業者以外の何者でもありません。サラ金の貸付業態として典型的なのは、リボ払いと呼ばれるものです。リボ払いとは、借入限度額を定めはするものの、毎月の最低返済額をクリアしていさえすれば、いつでも追加の借金ができるというものです。リボ払いシステムを提供することの狙いは明確です。サラ金としては、借金の完済を遅らせた方が、延々と利息を支払わせることが出来ます。それにより、安定した利潤を得ることが出来るというものです。ところが利用者はその狙いに反感することなく、むしろ喜んで乗ってしまう傾向にあります。というのも、毎月の返済を少額で済ませることが出来るので、負担を軽く感じてしまうからです。しかしリボ払いを利用し続けると、いつまでも借金が残り続ける羽目に陥ります。特に残高スライド方式には十分注意しなければなりません。借入残高が減ると、最低返済額も減らされるので、元本がいつまで経っても減らないことになるのです。そこに付け込み、サラ金はタイミングを見計らって、借入限度額さえ増額してきます。つまり悪循環を作り出すことに精を出しているのです。