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ボランティア日記 -セーブ・ザ・スレーブ活動報告-

NGO セーブ・ザ・スレーブとして新スタートしました! [2011.06.06]


 このたび「奴隷にされてる女性や子どもたちを救う会」は、
 「NGO セーブ・ザ・スレーブ」として、新たなスタートを切りました。

 スタートに伴い、これまでの経緯をお話しします。

 2005年5月、私はフィリピンの地で人身売買の恐ろしい現状を目の当たりにしました。
 そして、多くの女性や子どもたちが性産業に囚われ、劣悪な環境にいる事を知ったのです。

 同じ女性だからかも知れませんが、知れば知る程 放っておく事など出来ませんでした。
 理屈抜きで「助けてあげたい!」「私にできる事って何だろう?」と、思いつつも
 何をしていいか分からない。でも、何かしたい。日々自問自答していた時、
 フィリピンのNGO団体プワァトが、人身売買や誘拐などにより売春宿で奴隷のように
 強制労働させられてる子どもたちを救出してる事を知りました。
 その瞬間 私の中の気持ちが弾けたのです。

 「助けてる人達がいるんだ!」「私も力になりたい!」「助けてあげられる!」

 悶々としていた私に迷いはありませんでした。後悔したくない性分なんです(笑)
 「私に出来ることを精一杯やってみよう」スグにフィリピンへ旅立ちました。

 ボランティアスタッフ達から聞いた救出現場、それは想像を遥かに超えた過酷なものでした。
 売春宿には常に用心棒の凶悪そうな男達がおり、向こうでは殺人など日常茶飯事、
 売春宿を調査するだけでも命がけでした。
 嗅ぎまわってると分かれば、問答無用で命を奪われます。
 そんな危険な任務を、一般のボランティアの人達がやっているのです。

 自分達の生活も極貧状態に関わらず、無償で命を懸けてる人達がいる。
 この勇敢なメンバー達を誇りに思うと同時に、日本での豊かで平和慣れした自分が恥ずかしく
 なりました。

 苦労の末、様々な被害状況の資料を元に地元警察に摘発をお願いしても、
 警察と犯罪組織は癒着しており、告発だけでは動いてくれません。
 そんな中の突入は まさに死と隣り合わせ。
 「いきなり刃物で刺されるかも知れない。」「どっかから撃たれるかも知れない。」
 そんな不安もありますが、頭の中は とにかく中にいる子どもたちを助けたい。
 ただ それだけを胸に 救出に向かうのです。
 意外だった事は、売春宿から救出し 保護するも、スグに喜ぶ子どもは一人もいない事でした。
 皆一様に無気力な表情で 自分の人生など どうでもいいといった感じ。
 しかも、幼児の頃から何年も居る子どもは、その異常な生活が日常化してしまって、
 新たな生活に不安を感じる子どももいるのです。

 そのため、保護シェルターへ入ると まず必要なのは心のケア。
  本来の元気な心を取り戻すまで 根気よくボランティアスタッフ達が頑張ります。

 そんな 施設の運営には とにかくお金がかかります。
 現地での寄付金では到底運営できず、閉鎖に追い込まれる施設も多数あります。

 そんな現状もあって、私は、日本に帰り 会社員として勤務する傍ら、
 施設の運営費を毎月送る事で支援してきました。
 毎月6,000円増やして送金すれば、もう一人 保護する子どもを増やし 学校にも行かせられる!
 そんな思いから、月給の半分近くを送る時も・・・。
 教育のお手伝いに行きたくても、今度は飛行機代が無い状態です(笑)
 そんな苦しい生活を3年程続ける間に、徐々に賛同して下さる人達が増えてきたのです。

 そこで、2008年10月 「奴隷にされてる女性や子どもたちを救う会」が できました。
 それからも 少しづつですが、温かい気持ちを持った新たな支援者様達にご参加いただけ、
 この度 正式にNGOとして活動して行く事となりました。


 「誰かに狂わされた人生を歩んでる 人達を助けてあげたい。」

 「みんな食べ盛りの子たち、お腹いっぱいに食べさせてあげたい。」

 「立派な大人となって、家庭を持ち、子どもを大切に育ててほしい。」

 それが、私たちの願いです。

 そのためには、あなたの支援が必要です。

 どうか 子どもたちを 救ってあげて下さい。

 NGO セーブ・ザ・スレーブ 代表 桒原かおり

 

 

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